エンジニアの皆さんは副業されてますか?僕は2年ほど前から副業をしています。 2年ほどの経験からこの記事では副業の見つけ方と、単価の設定方法、また副業をする上で気をつけることなどについてお話しできればと思います。
副業の見つけ方
まず、副業の見つけ方です。実は副業はある程度実力のあるモダンな技術を身につけたエンジニアであれば簡単に見つけることができます。 個人的にお勧めなのが、IT企業で時間給で業務委託系の仕事を探すことです。
副業初心者の場合は単発でのWeb制作の受注はあまりお勧めできません。 単価は自由に決められるのですが納期に間に合わせるために夜眠れなかったり、クライアントの色々な要望を断りきれなかったりします。 本業にも支障が出る可能性が大です。 返って本業に集中している方が時間単価的また精神的に遥かにマシという状態になってしまいます。
またWeb制作の受注にはライバルもたくさんいたりするので、価格競争になってしまうという側面もあります。
IT企業で業務委託として副業で働く場合、ちゃんと成果を残していれば最初に話し合った時間単価でお仕事させてもらえます。 僕の場合、1時間あたり7,000円~で引き受けるケースが多いので、最低でも3時間働けば2万円以上手に入ります。1ヶ月50時間くらい稼働するとして35万円入ります。 単発でWeb制作の仕事を受注するよりも手堅く定額で月に35万円いただけた方が精神的にも安心しませんか?
では、どうやって、IT企業のお仕事を見つけるのでしょうか?
IT系の勉強会に参加する
また、IT系の勉強会に参加して参加者と仲良くなっていれば、その参加者から「ちょっとうちの会社の仕事を副業で手伝って欲しい」と声がかかるケースもあります。 私はどちらかというとこちらのケースの方が後者のケースよりも多いです。 人脈も大事ですね。
エージェントに登録する
一番簡単な方法はエージェントに登録することです。 僕は以下のようなエージェントを利用しています。 これらのサイトではフリーランスだけではなく副業としても仕事を見つけることができます。
さて、エージェント経由でIT企業とマッチングするためのポイントについてお話ししましょう。 GitHubにソースコードを公開したり技術ブログを充実させたりすることで自分の技術力を対外的にアピールすることです。
そのことについては、未経験から自社開発系企業にエンジニアとして就職するためのTips でも触れています。 ポイントはOSSを何か作った際にはただTwitterでツイートするだけではなく、ProductHuntなど利用できる宣伝媒体はとことん利用しましょうということです。 そうすれば、自然と自分のOSSを使ってもらえる機会は増えます。 たくさんの人が使用しているOSSを開発しているということになれば、エージェント経由で簡単にIT企業とマッチングすることができます。
時間単価の設定方法
さて無事にIT企業とマッチングできたあとは時間単価の設定です。1時間あたりの自分の時給を決定しましょう。 初めての副業なら、4000 ~ 5000円くらいが丁度いい単価かと思います。ただし、本業での自分の時間単価がいくらか計算しておいた方がいいです。 例えば、160時間働いて、80万円ほどの給料をいただいていたとすると自分の本業での時間単価は5000円ということになります。 そうすると4000円で副業をするのは損になりますし、その場合本業に力を入れて昇級を目指した方がコスパは良さそうです。 今回の例で言うと、少なくとも6000円以上でマッチングする副業を探し、もし見つからなければ諦めて本業に精を出すのがいいかと思います。
副業をする上で気をつけること
特にありませんが、副業を副業と思わずに本業と同じように成果を出すように心がけましょう。成果をちゃんと出していれば、その後交渉して時間単価をあげることも可能ですし、 信頼を獲得しておくことで他のお仕事につながるケースもあります。 ただし、働きすぎには注意しましょう。僕は本業副業共に頑張りすぎて、心を病みかけた経験があります。本業が定時で終われるとしても、副業は1ヶ月に40 ~ 50時間くらいが限度かと思います。 これ以上働くと体と心を壊す可能性があります。 また、もっといい条件のお仕事や興味のある技術のお仕事があるかもしれないので、副業を始めることになったとしても、常にエージェントが登録しているお仕事には目を光らせておくのがいいです。 いきなり業務委託が終了になった際などにスムーズに次のお仕事を始める準備ができます。